入学までの学習方法

Updated 2017.03.25


クラス分け試験への対策

気をつけていると,報道番組や新聞などでよく使われている カタカナ用語や略語も多いことに気づくと思います。 日頃から,こうした不明な言葉をきちんと調べておくのが最も大切ですが, コンピュータや情報技術に関する解説番組,高校の普通教科「情報」の教育番組 なども楽しみながら知識を得ることができますので,時にはじっくりとテレビを 見てみるのもよいでしょう。

いくつかの問題では,パソコンのアプリケーションソフトの使い方に関する 知識を問うものがあります。 指導的立場になったときにも「的確な言葉」で教えられる能力こそが本当の 実力ですから,漫然と経験的に使える状態に満足することなく, 時には基本に立ち返ってみてください。 高校の普通教科「情報」の教育番組も役立ちますが,中高年向け・小中学生向け と銘打った初心者向けの番組もオススメです。

さらに,科学的な理解や論理的思考を問う問題もあります。 たとえば,2014年度の問46・問49,21015年度の問46,2016年度の問46, などは,小学生レベルの算数の問題です。 (にも関わらず,正解率が100%ではない,ということはきちんと「考える」 習慣の不足と思われます) また,2014年度の問47,21015年度の問47,2016年度の問47も,中学生レベル で十分解けるはずの問題であるのに,正解率が(高校卒業のレベルとは思えない ほどに)低くなっています。「速度」の意味を考えずに「平均」したために 正しい導き方に気づけなかったのでしょう。 あてずっぽうではなく,導出の手順も答えられるようにしておきましょう。 「数独パズル」「論理パズル」のようなクイズ本の解き方講座などが参考になります。

ワープロ・表計算・Webブラウザの基本的機能や操作手順を「言葉で」復習して おきましょう。

実技試験への対策

ある程度パソコンに慣れている方はご存知のように,アプリケーションソフトの 使い方・操作手順は,同じ日本語ワープロソフトでも,製品やバージョンの違いに よって微妙に異なってきます。

しかし,出題される範囲の操作内容は,各ソフトウェアの最も根幹的な機能であると 考えていますので,普段使っているソフトウェアと多少違っているとしても柔軟に対応で きることがむしろ重要です。

そのためには,ソフトウェアの使い方を教えられたとおりに漫然と覚えるのではなく, ”機能的な意義”と”操作手順の共通性”を意識しながら学習しておくことが重要になります。

たとえば,データの保存手順,機能メニューの呼び出し方,操作の取り消し方, ドラッグ操作による範囲指定の有無による処理結果の違い, オンラインヘルプの参照方法などは,ソフトウェアの種類によらない共通性の高い操作 の代表と言えるでしょう。

学習の進め方

大学でのコンピュータ利用は,単にソフトウェアの使い方を学ぶというだけでなく, 専門性の高い諸課題を科学的・論理的に理解したうえで, コンピュータの特性に合わせた活用術へと昇華させることが肝心です。 情報コミュニケーション科目では,コンピュータの特性・情報の成立ちなどの理論面についても重視していきますので, 関連用語の意味なども調べておきましょう。

参考書の案内

これまでの「情報コミュニケーション入門」で紹介している参考書を列挙しておきます。 これ以外では,高等学校で行われている教科「情報(A・B・Cあるいは「社会と情報」・ 「情報の科学)」の教科書・参考書の内容をひととおり復習しておくことをお奨めします。


教科書:坂口利裕『情報コミュニケーション入門』,昭晃堂,2009
参考書:草薙信照『情報処理 第3版』,サイエンス社,2012
辻野嘉宏『ITの基礎知識』,昭晃堂,2000
坂村健『痛快!コンピュータ学』,集英社文庫,2002
筧捷彦・辰己丈夫『インターネット時代の書法と作法』,サイエンス社,1999
藤沢晃治『「分かりやすい表現」の技術』,講談社ブルーバックス,1999
藤沢晃治『「分かりやすい説明」の技術』,講談社ブルーバックス,2002
ITパスポート試験の参考書・例題集など適宜

2017年度の授業で実際に使用する教科書・参考書については各クラスの
担当教員から個別に案内しますので,必要に応じて準備してください。

Officeソフトのトレーニング

大学の実習室にあるパソコンには,専門分野の学習に欠かせないソフトのほか, 一般に使われるMicrosoft Office 2013(ワープロ/表計算/プレゼンテーション/ データベースなど実務に使用されるソフトのパッケージ)が組み込まれています。 「情報コミュニケーション入門」の授業でも,Officeの基本的な使い方について 触れますが,大学生活や卒業後の実社会でも多用されるので,十分な自己学習が 必要です。供給元であるMicrosoft社では無償のトレーニングコースも公開され ているので,一度体験しておくとよいでしょう。

とりあえず大学生活に必要な,ワープロ(Word)・表計算(Excel)・プレゼンテーション(PowerPoint) については,ひととおり体験しておくと授業の課題も円滑にこなせると思われます。