合同で抽選を行うことの趣旨

 科目・クラスによっては履修希望者が定員(主に実習室の座席数による制限) を上回ることが予想されますが,それぞれの科目・クラスで履修者を決定して しまうと複数の科目の同時履修ができる方が出る半面,いずれの科目・クラス も履修できない方が出てしまう恐れがあります。
 そこで2005年度の開設以来,それぞれの科目・クラスでの履修者の希望状況 を調査した上で,できるだけ1科目は履修ができるように,共通基盤科目と専 門基礎科目全体で履修者の調整・決定を行なってきています。今年度も,履修 希望者の集中が予想されるため,実施要領に示す手続きにて履修者の調整・決 定を行ないます。定員による履修制限というよりは,一人でも多くの方に履修 機会を与える措置であることをご理解の上,参加してください。

 同様の問題は,(旧)商学部のクラスの履修者調整でも生じていたことです が,これに対応するために,希望クラスを(最大)3つまで申し込めることに してきました。抽選処理をより客観的に行わせるための仕組み [1] として,各クラスを受講できた際の満足度を,第1希望を100とした 場合の相対値で点数化したもの(相対満足度) を申告していただきます。
 実際の登録にあたっては,おおよそ以下のタイプに分かれるかと思 います。 クラスコードは,科目名に便宜的に付けた番号のことです。 実際の登録画面では科目名で選択できます。

1)各クラスの‘どれでもよい’
順位 クラスコード 満足度
第1希望 01 100
第2希望 12 100
第3希望 04 100

この場合でも,04→12→01のように順序を入れ換えると抽選結果は 微妙に変わりますので,順序は慎重に考えてください。


2)第2希望でも‘まあいいや’
順位 クラスコード 満足度
第1希望 01 100
第2希望 03 80
第3希望    

一般的に,第1希望への当選は1)のケースよりも高くなります。 第2希望(および第3希望)の満足度は,実際にまわされた時 のことを考えて,ありのままに記入することを薦めます。 第2希望や第3希望を申し込むからには,そちらに回されることが あることは十分承知しておきましょう。


3)第1希望‘以外はだめ’
順位 クラスコード 満足度
第1希望 01 100
第2希望    
第3希望    

一発勝負型ですが,全員がこれをやってしまうと破綻してしまいますので, 満足度で60以上あるようなクラスがあれば, できるだけ第2希望・第3希望も添えてください。


 各クラスの内容は講義要項だけでなく,第1週目の各講義において行われ るオリエンテーションに可能な限り参加した上で確認して下さい。ともすれ ば,時間割の都合のみで受講クラスを選択しがちですが,内容に興味が持て ずに途中で脱落する人も多いようです。
 また,せっかく調整で割り振られたにもかかわらず,理由もなく欠席を繰 り返して,他の方たちへの妨害行為ともとれるような行動をする人や,第2 (3)希望に割り振られたのに,第1希望への変更を強引に主張する人など もいたようですが,このような行為は慎んでください。

注釈[1]

具体的には,次のような形で最適化を行わせます。

jk 学生jがクラスkに所属する時1,所属しない時は0となる変数
k クラスkの定員
jk 学生jがクラスkに対して与えた満足度
kを希望していない場合は0)

とした場合に,全体の満足度 (ΣjΣkjk・pjk) が最大になるように,jkの値を以下の条件の元で求めます。

Σkjk = 1または0 (最大でも1クラスにしか所属させない)
Σjjk ≦ k (各クラスは定員以下)

詳細は『実践 数理決定法』(今野浩,1997年,日科技連)などを参照してください